『Rose à cinq roues / trois 』~誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか 実行していない成功の法則~

こんにちは、ボランティアスタッフの花形裕司です。

暑い日が続きますが、そんな中でもポスター貼りに行く人を見るとすごいなと思いつつ、私はエアコンの効いた室内で内勤しかしてません。

今回私がご紹介する一冊はこちら

誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則
著:ジム・ドノヴァン 訳:桜田直美

私がこの本を読んだ理由は、題名を見た時、

「誰でもできるのに実行していないだけで成功できないってこと? 誰でもできるのに実行するだけで成功できるなら、そりゃやるでしょ」

と思ったという、なんとも単純な理由です。

今回は本書の中から、私の体験を踏まえた上で5つの法則をご紹介します。

1.行動を起こす

「そんなの当たり前でしょ」って思う方も多いと思いますが、「いつか〇〇したい」、「ダイエットは明日から」など、ただ言って終わるだけの人もいるかと思います。

それこそが本書のタイトルにもなっている ”誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない” というのがそれを指していますよね。

私は以前ピースボートに乗船しましたが、そのときは何も考えずに説明会に参加してクルーズを決めました。

いつも考えてばかりで行動に移せない性格というのは自覚していたので、とりあえず申し込んじゃえと軽い気持ちで決めました。

もしあのとき、ピースボートって何?や初めての船旅で100日間も大丈夫かな?なんて考えていたらいまだに乗船していなかったでしょう。

今はパシフィック・ワールド号とゼニス号を乗船するために、ボランティアスタッフとして活動しています。

両船とも航路が発表されてすぐに申し込みました。正直、お金のことや仕事のことなど考えなくてはいけないことは多いですが、意外となんとかなっちゃうものなんですね。

お金がないから出航日までに貯金をしたり、仕事は下船してからでもできるのではと思います。

だからこそ今したいことをしたいなとも考えます。

そもそも、仕事しないで生きていける人なんてのは本当に一握りですからね。余談ですが、私はそこを目指してます。

2.夢を持ち続ける

簡単なようで案外難しいことだと思いませんか。

子どもの頃は「スポーツ選手になって、お金をたくさん稼ぐ」、「アイドルになって、たくさんのファンの前で歌いたい」など言っていましたよね。それが大人になるにつれて、現実という受け入れ難いものが迫ったり、回りから大人なんだからいつまでも夢を見るなって言われたりすることが増えていくように感じます。

確かに無謀な夢もあるかもしれませんが、私は夢に大きいも小さいもないと思っています。

ある年配の人に「今の夢はなんですか」って聞いたことがあります。

その方の答えは、「もうすぐ孫が生まれるの。だから、一緒に旅行をして写真を撮りたい」と、答えてくれました。

私は、とても素敵な夢だと思いました。

あなたの夢はなんですか?

3.人生に何を望むか明確にする

ここで少し考えてもらいたいことがあります。それは、あなたはどんな人生を歩んで何を望んでいるかです。

明確に答えられる人は、そんなにいないんじゃないですか。

私は毎年世界中のディズニーに行ったり、豪華客船に乗ったり、会いたい人に会いに行ったりなど他にもたくさんあります。

そして、天国に行くときには「遊びすぎちゃったかな」と思えるような人生を送りたいです。

4.自分の健康に責任を持つ

健康寿命という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、健康寿命とは『日常生活を制限されることなく、健康的に生活を送ることができる期間』のことです。

長生きすることも素晴らしいことですが、入退院の繰り返し、食べたいものを食べられない、自由に旅行することもできない、そんな生活を望んでいる人はごく少数ですよね。大半の人は、毎日自分のしたいことをしたり、好きなものをお腹いっぱい食べたり、旅行をしたりなどそんな楽しい人生を望んでいるはずです。そのために必要なのが、健康だと思います。 

私は健康のために、適度な運動、食事管理、体重管理、ストレスを溜めすぎないことなどに気をつけています。

5.宝の地図を作る

宝の地図?海賊ごっこでもするの?と思ってしまう法則です。そんなことはないですからね。

簡単に言うと自分の欲しいものの情報や写真を集めることです。

私だったら、乗船したい船について調べたり、カタログをもらったりしています。

私はディズニーが大好きなので、新エリアやイベントについてよく調べて行く前からイメージを膨らましています。

またピースボートセンターで内勤をしていると、タイミングによって説明会の映像を見る機会が多々あります。

それを見ていると、自分が過去に乗船した時の記憶が甦ったり、また乗船したいという気持ちがより強くなったりします。

最後に

いかがでしたか。

「こんな簡単なことなの?」って思った人がほとんどではないでしょうか。

本書では、全部で10の章と103の項目に分かれているので、持ち歩いて隙間時間に読むにもオススメです。

確かに本を読んだだけで変われるなら苦労はしませんが、本を読むことで変われることがあるのも事実です。

冒頭でもお話しましたが、とにかく行動を起こしましょう。すべてはそれからです。

ぜひ、本を手に取っていただけたら幸いです。

 

 

文 花形裕司(HaNA)