こんにちは、ボランティアスタッフの花形裕司です。毎日暑い日が続くので、早く秋にならないかなと思っていますが、近年過ごしやすい時期が少なくなったように感じるのは私だけでしょうか。
今回は、国と花をテーマに国花と花言葉についてお話ししていきます。
この場合の国花とは、国民に最も愛されその国の象徴と思っていただければと思います。
例えば日本の花と言ったら皆さんは何を一番に思い浮かべますか?
私はやっぱり桜です。よく満開の時と散る時どちらが好きという話をしますが、私は花吹雪の中を歩くのが好きです。
桜の花言葉は、「精神美」、「優美な女性」、「純潔」です。また、西洋では”spiritual beauty(精神の美)”と”a good education(優れた教育)”と言われています。
そして、桜と同じくらい有名なのが菊ですね。ご存知の方も多いと思いますが、菊は皇室やパスポートの紋章、硬貨にも使われていますね。そんな菊の花言葉は、「高貴」、「高尚」です。気高く気品に満ちた見た目が由来と言われています。
世界の国花
それではここからは海外の国花を紹介します。
❁オランダ チューリップ
1ヵ国目は、オランダです。オランダと言ったらチューリップをイメージする方が多いと思いますが、まさにその通りで国家としても制定されており、生産量も世界一を誇っています。
ちなみにチューリップは、16世紀にトルコからヨーロッパに持ち込まれ多くの栽培品種が生み出されました。
私はまだオランダに行ったことがないのですが、たくさんのチューリップと風車の写真を撮りに行きたいと思っています。
花言葉は、「思いやり」です。西洋では”perfect lover(理想の恋人)”、”fame(名声)”と言われています。
❁マレーシア ハイビスカス
2ヵ国目は、マレーシアです。南国のイメージが強いハイビスカスが、国家として制定されています。
また、ハイビスカスの5枚の花びらには、神への信仰、国王および国家への忠誠、憲法の遵守、法による統治、良識ある行動と徳性、という5つを意味が込められており、花の赤色は勇気を表しています。
ハイビスカスは、私が好きな花の一つでもあり、夏の時期のLINEには「🌺」をよく使っています。
花言葉は、「繊細な美」、「新しい恋」です。西洋の言葉でも”delicate beauty(繊細な美)”です。
❁スイス エーデルワイス
3ヵ国目は、スイスです。こちらもイメージがしやすい国だと思いますが、エーデルワイスとなっています。
しかもエーデルワイス航空という航空会社もあるんです。スイスに行く時は、ぜひ乗ってみたいですね。
日本ではあまり見かけない花ですが、エーデルワイスは高原植物であり涼しく乾燥した気候を好みます。そのため、高山地のような場所で見かけることが多いのです。
花言葉は、「大切な思い出」、「勇気」、「忍耐」などです。西洋では”Noble courage(高潔な勇気)”、Fearless(大胆不敵)”と言われています。
エーデルワイスの花言葉には、言い伝えからきているものが多く、勇気や忍耐と言われるのも咲く場所が高山の崖など簡単に採りに行くことができないことからきています。
日本ではプロポーズをするときの花といえば、バラを思い浮かべる人が多いと思いますが、アルプス地方ではエーデルワイスを送るらしいです。私がもし、アルプス地方の女性にプロポーズすることがあればエーデルワイスを送りたいと思います。
❁マダガスカル ポインセチア
4ヵ国目は、マダガスカルです。マダガスカルの花は、クリスマスの時期によく見かけるポインセチアです。色も赤と緑のイメージが強く、まさにクリスマスカラーといった印象ですね。
しかし、マダガスカルの花がポインセチアなのは色それぞれに国民の想いが込められているのだとか。国旗にはポインセチアカラーの赤、緑の他に白が使われており、赤はマダガスカルの国の主権、緑は国民の希望、白は国民の純粋さをあらわしています。
花言葉は、「祝福する」、「聖夜」、「幸運を祈る」です。ですが、これらの言葉は赤いポインセチアを指しており、ピンクのポインセチアは、「思いやり」、「純潔」、白のポインセチアは、「慕われる人」、「あなたの祝福を祈る」です。
余談ですが、母の誕生日が12月なので帰省する時に、花屋さんを通った時に綺麗で気になったということ、そして「祝福」という花言葉をきっかけに、誕生日プレゼントでポインセチアを渡そうかと思ったのですが、色々あり買わないで帰省しました。そしたら、ポインセチアが置いてあったので母に「ポインセチア、どうしたの?」と聞いたら「もらった!」と言われました。買わなくて本当によかったと思いつつ、まったく同じことを考える人がいるものだなと痛感しました。
ポインセチアに限らず、花言葉は色や本数によっても変わります。もし花を送ったことがない人がいましたら、花言葉を調べて一度送ってみてはいかがでしょうか。
最後に
今回の記事はいかがでしたか?
私の記事を読んでくれた人が、少しでも花やピースボートに興味を持っていただければ幸いです。嬉しいことに最近では、「ブログ読んだよ」などと言ってもらえることが増えました。
これからも読者の方に楽しんでもらえる記事を書いていきたいと思いますので、ピースボートセンター横浜のブログを覗きに来ていただけたらと思います。
文 花形裕司(HaNA)