UPA(支援物資)
ピースボートでは一つのクルーズで20各国前後の国々を訪れます。
その際に訪れる国のニーズに沿って、支援物資を届けたりします。
参加者の方から各ピースボートセンターで集め、段ボールに詰めて、
船に乗せて自分達の手で現地へ届けます。
毎クルーズ出発の2、3ヶ月前になると支援物資を募集しますが、
いつも物資を届けてる代表的な国、団体があります。
ベネズエラのエル・システマです。
これだけではピンと来る方は少ないかと思います。
今日はその、ベネズエラのエル・システマについて少し紹介します。
ベネズエラって?
ベネズエラの場所はざっくり言うと南米の北の方にある国です。
コロンビアとブラジルの隣です。
貧富の差がとても激しく、未来に希望が持てず犯罪に手を染めてしまう子供達が沢山います。
ですので決して治安が良いとは言えません。
「エル・システマ」
エル・システマとは「無料の音楽教室」です。
麻薬や犯罪に手を染めてしまう前に子供達に音楽という夢と希望を与える。
始めた当初は12人でしが現在では全国に60万人のメンバーを抱える世界有数の青少年オーケストラに成長しました。
「エル・システマ」の音楽教育は決して決まった音の出し方はなく、「音が出ればそれでいい」
「好きなように音を出す」と教えられるそうです。
その中で音を出していき、自分なりの音を楽しむようになるそうです。
「褒めて育てる」がモットーなんだとか。
※これは私が聞いた、調べた話なので違ったらすみません。
「ピースボート」と「エル・システマ」
ピースボートでは「エル・システマ」の本部があるベネズエラの首都「カラカス」を訪れ
これまでに500を超える楽器を届けてきました。
犯罪を防止し、貧困から抜け出す大きなキッカケとなる活動ですが、現在楽器が追いつかず、
順番待ちの子供達、楽器を必要としている子供達が沢山います。
バイオリンやトロンボーン、トランペットといったオーケストラで使用する楽器から
小さな子供たちが使う鍵盤ハーモニカやリコーダーも探しています。
エルシステマメンバー70人が乗船?!
去年の4月に出発した第91回クルーズでは、なんとベネズエラから横浜まで総勢70人ものエルシステマメンバーが乗船し、「エル・システマの実績とビジョン」、「クラシック音楽・ラテン音楽」などの講座に加え、ガラ・コンサート、オーケストラ体験ワークショップ、文化交流、スペイン語講座など、数々の企画を行いました!!
ピースボートに乗船したときのエルシステマの皆さんとの動画です。
よかったらご覧ください。
ピースボートセンターで楽器募集しています
「家にリコーダーや楽器、余ってませんか?」
今年4月に出航する第94回クルーズでも、ベネズエラを訪れます。
現在ピースボートセンターで楽器を集めています。
横浜ピースボートセンターでは2/20を締め切りとしています。
センターに持ってきていただければまとめて東京に持って行きます。
その他にもスリランカ、ニカラグアの支援物資も同時に募集しています。
鉛筆や、ノート、服です。
詳細はピースボートセンターまで。
よこはまピースボートセンター:045−440−1033
「エル・システマ」の映画
私は本が苦手なので知識のないものは基本的に映画で学んで済ませようとします。(笑)
今、目を付けているのは「魂の教育エル・システマ〜音楽は世界を変える〜」
今度ピースボートセンターでボランティアスタッフのみんなとみたいと思います。
是非お勧めの映画あったら教えてください☆
エルシステマ以外の映画もあれば是非!!
以上、エルシステマについてでした。
ピースボート まりん