『Rose à cinq roues / zero 』~100の言葉~

こんにちは。ボランティアスタッフの花形裕司(HaNA)です。

 

この度、ブログカフェ『Rose à cinq roues』をオープンすることになりました。フランス語で『5輪のバラ』を意味します。

名前の由来は、将来私がカフェをオープンしたときにこの名前にしたいということ、また、横浜市の花がバラであり、花の都・パリからフランス語にしました。

なぜ5輪なのかというと、バラの花言葉は色や本数で意味が異なり、5輪は『あなたに出会えて本当に嬉しい』です。

 

ピースボートセンターや同じクルーズの乗船者、寄港地での人々など、これから多くの人たちとの出会いが待っています。

そのひとつひとつの出会いに、そう思ってほしいという願いも込められています。

 

そして今回は、今までに500冊以上読んできた私HaNAが、是非みなさんに手に取って読んでいただきたい本をご紹介していきます。

記念すべき今回は、地球一周の船旅にも持っていきたい3冊をご紹介します。

一冊目
あなたの朝を整える100の言葉 世界中の朝日×偉人たちの名言
著:木村行伸  いろは出版

1日の始まりを気持ちよく迎えるには、どうすればいいのだろう。そんなときに手に取った一冊が、「あなたの朝を整える100の言葉」です。タイトルにもなっていますが、世界の朝日を見ながら偉人の名言を読んでいく、読書にあまり馴染みがない方でも読みやすい一冊です。

※本書イメージ

大都会や大自然、海の上からや雲の上など本当に様々な朝日を感じられるのも、本書の魅力です。

地球一周をするクルーズに乗船するなら、100回以上の朝日を見られることになります。大海原での朝日や寄港地で見る朝日、私も過去に乗船したクルーズで数え切れないほど見ましたが、本当にきれいでした。朝日を見てから寝ることもあれば、日の出前に起きてデッキで待つこともありました。

「木々は光を浴びて育ち、人は言葉を浴びて育つ」と言うことわざがありますが、まさに人は浴びた言葉によってどんどん変わっていくのだと思います。幸せな言葉を浴びれば幸せに、不幸な言葉を浴びれば不幸に。

本書に登場する名言をひとつ紹介します。

 

「世界でもっとも不幸な人間というのは、

せっかくの時間を

何に使ったらいいかわからずに、

いたずらに一日を迎え

一日を送る

人間のことを指すのでしょう。」

 

私はこの本を、早朝に公園のベンチに座って読みました。この言葉と出会ったときに、むかし何も考えずに毎日をただ過ごしていたことを思い出しました。もっと若いときにこの言葉に出会えていれば、もう少し違った生き方ができたのではないかと今でも後悔します。

今では後悔しない毎日を過ごせるように、自分がやりたいこと、夢を叶えるために必要なこと、そんなことを考えながら行動し毎日を送っています。

二冊目
奇跡の絶景 心を整える 100の言葉
著:木村行伸  いろは出版

二冊目は、人は何のために生まれ、生きるとは何なのか、運命とは?、そんな人生の疑問のヒントを見つけられる一冊です。

 

「地球は丸い。

終わりに見える場所は、

また始まりに

過ぎないかもしれない。」

 

本書に登場する言葉のひとつですが、とても考えさせられる言葉だと思います。私は過去に一度ピースボートに乗船し、地球一周をしています。乗船中に常に思っていたことは、船旅をどう過ごすかより下船してからいかに変われるか。私にとって地球一周は、目的ではなくスタートをするための準備運動のようなものでした。では実際に乗船して変われたのかというと、少なくとも夢を叶えるきっかけになりました。子どもの頃からの夢であった、ディズニー世界制覇。乗船中に行ったパリディズニー(初海外ディズニー)を機に、下船後4ヶ月で世界中のディズニーランドに行きました。夢が叶って思ったことは、もっと海外ディズニーに行きたい!私の夢に終わりはないことに、初めて気づいた瞬間でもありました。

三冊目
あなたの夜を安らげる100の言葉 世界中の夜景×偉人たちの名言
著:木村行伸  いろは出版

3冊目は、気持ちを落ち着かせてくれる名言集です。私は時々、夜になると不安に襲われることがあり少しでも和らげることができればと思い、読みました。中々眠れないときに少しずつ読みましたが、読み進めていくと気持ちが落ち着くのが分かります。そんな方はぜひ一度読んでみてください。

 

「よく生きられた生涯は、

たとえ短いものであっても、

人々の追憶のなかに

再びその生涯を生きるだろう。」

 

こちらも本書の言葉のひとつですが、「人は2度死ぬ。1度目は肉体。2度目は精神」という言葉を思い出しました。

私の記憶の中にもご先祖様や友だち、尊敬してた方々などがたくさんいます。

長く生きることだけが幸せなことではなく、残された人たちの記憶の中で生き続けられることも幸せなことなのだろう、そんな人生を歩みたいと思わせてくれました。

最後に

今回ご紹介した本はどれも心が癒される100の言葉があるので毎日ひとつずつ言葉を読んだり、世界中の景色を楽しみながら読めるので、自分にあった読み方を探してみてはいかがでしょうか。すでに読んだことあるよ、ブログで知って読んでみた方がいましたら、読んだ感想を教えていただけたら幸いです。

それではまた会う日まで!

 

文 花形裕司(HaNA)