こんにちは!ピースボートセンターよこはまの德永涼子(ほたる)です。

突然ですが、今日は何の日でしょう。

実は、私ほたるの新しい趣味の一つに、過去の今日には何が起きたのかを調べるということがあります!

もともと調べるのが好きなので、一つの事柄からどんどん進んで調べるのですが…。

その中でも最近特に意識しているのが「国際デー」です。

国際デーとは

国際デー」とは、国際連合や世界保健機関(WHO)などの国際機関によって定められた記念日のこと。
毎年定められた日に、特定の事柄に対して、特に重点的問題を解決するにあたって、全世界に呼びかけるための日。

※過去にネルソンマンデラ国際デーや、フレンドシップデー(友だちの日)
先日は アースデー について紹介しましたので、合わせて読んでみてください。

 

では、今日5月29日は何の国際デーでしょうか。

5月29日「国連平和維持要員の国際デー(International Day of United Nations Peacekeepers)」

今日、5月29日は、国連平和維持活動(PKO)にかかわった全ての人の献身と勇気を称え、活動中に命を失った人々を追悼する日です。

国連の平和維持活動(PKO)

紛争において平和的解決の基盤を築き、紛争当事者に間接的に平和的解決を促す国際連合の活動。
地域紛争へ対処するため、停戦合意成立後の紛争防止のため、停戦や戦争実施の監視、復興・復旧援助などの平和維持活動を行う。

上記にあるようにPKOは、主に紛争地域における平和維持活動を行っているため、常に危険が伴います。

そのため、活動中に命を失う平和維持要員も少なくはありません。

1948年5月29日に最初のミッションが設立されてから、平和維持活動中に殉職したピースキーパーは4000人以上にのぼるとのことです。

 

一人一人にできること

私は今回この日について調べて、「国連平和維持要員」という人々の存在を初めて知りました。

生まれる前から活動を続けている、平和のキーパーソン的存在を今になってやっと認識しました。

調べていくにつれて、まだまだ知らないことばかりだなと実感します。

一見遠い存在に感じるものも、実は身の回りにある事柄と繋がっていることもあります。

「平和」は一人では築くことはできません。コロナ禍という混乱の中、危険と隣り合わせで活動されている国連平和維持要員の方々に敬意を表します。

 

文 德永涼子 編集:金子美奈