寄港地に魅せられて 〜港から始まる花物語 Vol.2〜

こんにちは。ボランティアスタッフの花形裕司(HaNA)です

本日6月17日は、昨年の10月30日から再休園していた「ディズニーランド・パリ」が再開する日なんです。現地に出向けないのが、本当に悲しいです。

さて、Vol.2の今回は寄港地での自由行動についてお話しします。

Vol.1ではオプショナルツアー(以下、OPツアー)について紹介しているので合わせてご覧ください。

自由行動 〜心の赴くままに・感じるままに〜

気の合う仲間と楽しみたい、リーズナブルに抑えたいって方にオススメなのが自由行動です。

行く場所から過ごし方、食事などすべて自分たちで決められるのが最大のメリット。

寄港地に着く前に、一緒に回る仲間とどう過ごすか相談しているときからワクワクします。

イタリア 〜カリアリ〜

地中海に浮かぶ島の中で、シチリアに次ぐ大きさを誇るサルディーニャ島。その南の玄関口なのが、カリアリです。港近くにデパートやカフェ・レストラン、ホテルなどが多くあります。

丘の上にできた街なので少し大変ですが、上り坂を少し歩けば円形闘技場や博物館、公園、街や海を一望できる丘もあります。歩いているだけでも楽しい街なので、自由行動にオススメです。

そして、ここに来たらぜひ行ってもらいたいのがポエットの浜。市街地から路線バス(乗り換えなし)で行けるビーチで、遠浅の海と白い砂浜が8kmほど続く美しい海岸線です。6月上旬ですが、ビーチはたくさんの人で賑わっていて足だけ海につけて歩きましたがちょうどいい水温で、夕日と海のコントラストは絶景です。

ビーチの帰りに地元の子どもたちに道の反対側から日本語で「こんにちは」と声をかけられたけど、まさか日本語であいさつされるとも思ってなかったので、驚きのあまり返事を返すことができなかったのがいまだに心残りです。

ポルトガル 〜リスボン〜

ポルトガル最大の都市で首都・リスボン。7つの丘の街と呼ばれるだけあって、坂がとにかく多いです。そのためトラムやケーブルカーを使って散策するのがオススメです。街は白い建物にオレンジ色の屋根に統一されていておしゃれな印象を受けました。

また、港近くから出ている鉄道を乗り継げばリスボンでも人気の観光スポット、リスボン海洋水族館にも行けます。当時はよく分かっていませんでしたが、この水族館に日本人が深く関わっていたのか通常料金の半額でチケットを買えるラッキーも。

用があって先に一人で帰る時、鉄道のチケットを買えなくて困っていたら後ろにいたきれいな女性が親切に教えてくれたので、いい事も続けて起こるものだなと感じました。

また私はチョコが好きなので、歩きながらチョコのお店を探しては購入してました。自分ならではの楽しみ方を見つけてみるとより一層、旅を楽しめるかと思います。

デンマーク 〜コペンハーゲン〜

ディズニー生みの親、ウォルト・ディズニーが実際に訪れてディズニーランドのモデルにしたとされるチボリ公園があるのがここコペンハーゲン。他にも世界三大がっかりの一つ人魚姫像や、カラフルでお洒落なニューハウンは必見です。

またチボリ公園近くにある、赤レンガ造りのコペンハーゲン市庁舎。コペンハーゲンの建造物では、一番高い105mだそうです。交通手段は主に路線バスになりますが、徒歩圏内に観光名所もたくさんあるので、北欧の風や風景を感じながら散策するのもオススメです。

離脱 〜末っ子長男姉5人〜

日帰りでは行けないけどせっかくなら行きたい場所などがあれば、自分たちで計画して行くことができるのも地球一周中の楽しみでもあります。

ちなみに離脱のきっかけは私が「パリディズニー行きたい!」と話しているところに、優しいお姉さん方が連れてってあげると言ってくれたことです。

渡りに船とはこのことだなと実感しました。

※離脱をする際は、事前に旅行会社へ相談が必要です。

フランス 〜パリ〜

船内で知り合った仲間と急遽計画した、リスボン(ポルトガル)で本船を離れル・アーブル(フランス)で合流する3泊4日の離脱。

Day1 〜花の都・夢の始まり〜

リスボンで離脱しましたが、日中は市内観光をしました。そして夕方船内で離脱のメンバーと集合、夕方にパリへ向け出発!

私たちは22時過ぎにフランスに到陸し、バスや電車を乗り継いでホテルに向かいました。

着いたと思ったら系列店だったり、予約ができていなかったりと初日からトラブル続き。

旅にトラブルはつきものということはまさにこのこと。朝6時に起床するのに、寝たのは午前2時過ぎという先が思いやられる展開へ。それでも誰一人愚痴をこぼすことなく、翌日ディズニーランド・パリへ。

Day2 〜ディズニーランド・パリ〜

パリは鉄道が充実しているので移動は難しくなく、券売機でディズニーの最寄り駅までのチケットも販売してます。ちなみに、ディズニーランド・パリに日本語のガイドマップは置いてません。

小さい頃からの夢であった海外ディズニーに来た瞬間は、一人で感動して心の中で連れて来てくれたお姉さんに本当に感謝してました。

そして、まさかこれがディズニー世界制覇への始まりだったとは思ってもいませんでした。

Day3 〜モン・サン・ミシェル、パリ観光1〜

日本人向けのツアーに参加して、モン・サン・ミシェルへ。パリ市内からバスで片道3時間ぐらいかかりますが、一度は行く価値ありです。

夕方パリへ戻り、エッフェル塔、ルーブル美術館と外観だけでも見ようと夜遅くまで歩き回り、この日も就寝したのは0時過ぎに。

Day4 〜パリ観光2・仲間との再会〜

エッフェル塔から始まり、ノートルダムの大聖堂、凱旋門と最終日の今日も歩き回ることに。

もっと長く滞在したかったと思いつつ、お土産にパリ生まれのピエール・エルメ・パリのマカロンを購入。時間があればベルサイユ宮殿やルイ・ヴィトン本店なども行きたかったけど、時間足りなすぎ。

ル・アーブルの帰船リミットに間に合うように、パリを離れることに。短い期間だったけど、船に戻ってきたときは我が家に帰って来たような気持ちになりました。トラブルもあったけど、ちゃんと帰って来られて一安心した自分もいました。

寄港地外伝 〜暁の遊歩・真夜中の彷徨〜

ここで花ちゃん独特の過ごし方をご紹介します。

寄港地によっては、午前中や真夜中に港を離れます。そのため市街地に行くには時間がないし、移動手段を考慮すると早めに戻ってこないと行けないというケースもそんなときにオススメなのが、港周辺の散策です。

フィンランド 〜ヘルシンキ〜

98回クルーズ、北欧最初の寄港地。港から10分ほど歩いたところに小さな公園があり、朝のお散歩にぴったりです。鉄棒などの遊具もあるので、朝食前の軽い運動もできます。港から市街地までは1.5kmほどなので、ジョギングにはちょうどいい距離かもしれませんね。

ギリシャ 〜ピレウス〜

早朝に着岸し翌日の朝に港を離れるので、日中は市街地を観光。船で休息をしたのち、23時くらいに港周辺を彷徨。すぐ近くには幹線道路があり遅い時間でもそれなりに交通量はありますが、少し歩いて海岸沿いに行くとさざ波が聞こえるぐらい静かな場所に行けます。夜遅くまで開いている飲食店もかなりあるので、地元の人たちで賑わっていました。

最後に

今回ご紹介できたのはほんの一部ではありますが、楽しんでいただけましたでしょうか。

今後も少しずつではありますが、寄港地の紹介をしていければと思います。

また、こんな記事を書いてほしいなどリクエストがありましたら、インスタにでもコメントいただけると幸いです。

それではまた会う日まで。

 

文 花形裕司(HaNA)  編集 德永涼子(ほたる)