時を越えた出会い 〜新たな繋がりが未来を変える Vol.1〜

こんにちは。ボランティアスタッフの花形裕司(HaNA)です。3年前の今日、私の乗船した98回クルーズ(2018年5月発)が横浜港を出航しました。
ピースボートセンターよこはまのほたると話したときの内容をブログにしました。
今回は、98回クルーズに乗船するまでの話と、船内生活編をお送りします。

ピースボートとの出会い

◆そもそもピースボートは何で知りましたか?

家の近くに貼ってあったポスターですね。そこで初めてピースボートを知って、すぐ資料請求して説明会行ってその場で予約しました。知ってから予約するまで2週間もかかってないと思いますよ。

◆すごく短期間ですね…。行くと決めるまでのハードルはなかったですか?

元々大型客船に興味があったので、その予行練習にもなるかななんて。軽い気持ちで決めました。

◆数あるクルーズの中で、98回クルーズにした決め手は何でしたか?

一番早く乗れるのが98回クルーズだったのと70万円(※98回クルーズ限定キャンペーン)というリーズナブルなところに惹かれました。また、過去最多の全25寄港地を訪れるのも魅力的でした。その中でもヨーロッパに興味があり、特にイタリアに行きたかったからです。

出航当日! 〜横浜から世界へ〜

◆出航日はどんな気持ちでしたか?

普段と変わらなかったですね。ドキドキしたり不安になったりすることもなく、横浜港まで向かいました。

乗船してからも至って変わらなかったし、旅行というより生活の拠点を船に移したようなイメージですね。

◆花ちゃんらしい回答ですね。部屋のメンバーとはすぐ打ち解けられましたか?

事前に同年代と同じ部屋になると聞いていたのもあって、全然抵抗なかったです。私の部屋は4人全員同い年だったのですが、そのうち2人は出航前に開催された乗船者説明会で一度お会いしたことのある方で驚きました。


(部屋のメンバーのみんな)

◆そういう偶然もあるんですね!部屋のメンバーからはどんな印象を持たれてましたか?

すごい偶然ですよね。3人でも意図的に一緒にしたんじゃないのって話しましたよ。
あまりいい印象はなかったみたいですね。天上天下唯我独尊男みたいに感じたようです。印象が良くないのはいつものことなので、気にすることもないですけど。

部屋のメンバーではないですが、「花形君って、話しかけて大丈夫なのかな?」って思っていた方もいたようです。

◆私からは想像できない印象ですね。花ちゃんは3人にどんな印象を持ちましたか?

以前会った2人を見た時は、「この間会った人たちだ。世界って狭いな」って思いました。3人に共通した印象としては、自分をしっかり持っていると感じました。ピースボートに乗船する若者は、皆自分をしっかり持っていますが、その中でもトップクラスだと思いますね。部屋のメンバーを回りに紹介すると、「キャラ濃すぎでしょ」や「個性強っ!」って、大体返ってきますね。

◆100日間を超える共同生活を楽しむために、最初に部屋のメンバーでルールを決めることがあります。
 花ちゃんの部屋では、何かルールは決めましたか?

消灯時間などいくつか決めましたが、早々になくなりました。強いて言うなら、ルールを作らないのがルールですかね。

船内での日常

◆船内では何をして過ごしていましたか?

おしゃべりしていることが多かったですね。後は、ジャグジーやプールに入ったり朝日や夕日など船からの景色を見たり、時の流れを楽しんでいました。

◆船内では1日50を超える企画が開催されてますよね。花ちゃんは船内イベントは何か参加しましたか?

運動会などの一大イベントには参加しました。大人になって、まさか運動会に参加するとは思いませんでした。
しかも船の上で。運動会は乗船しているほとんどの人が参加していました。各団に分かれて競うのですが、同じ部屋のメンバーで自分以外の3人が同じ団で、その団が優勝したときはちょっと悔しかったです。

◆他にもピースボートならではの参加者自身が企画をするという「自主企画」があります。花ちゃんは以前、ピースボートセンター横浜で大好きなディズニーに関する自主企画をしてましたね!今目指している110回クルーズ乗船の時でも、自主企画はしますか?

したいと前向きに考えてます。テーマはやっぱりディズニーですね。

◆楽しみにしてます!乗船中に特に楽しかった思い出は何ですか?

子どもたちと遊べたことですね。あまり人から好かれるタイプではないのですが、ジャグジーにいるときに子どもたちが来て仲良くなりました。それからは、懐いてくれたのか子どもたちから寄ってきてくれてよく一緒に遊んでました。私を見かけると遠くからでも「あっ!はながたゆうじくんだ!」と叫ぶ子もいて、めっちゃ恥ずかしかったけど嬉しかったですね。


その他には、全員で黒服や和服を着て、総会という名の会食をしたり記念写真を撮ったりしたことですね。

◆決まってますね!

内心は「いい歳して何してるんだろう」とは思っていましたけどね。乗船中に出会ったからこそ、そのメンバーで楽しめることをしている時間が多かったです。

先ほど話した子どもと遊ぶこともそうですし、朝日や夕陽、船からの景色を楽しんだり、一日中たわいもない話をしたり、陸にいるときは中々そういうことをしようとは思わなかったですからね。

◆日常生活とは違う空間で、自分次第で楽しくできるというのも魅力の一つですね。

次回予告…!

次回は実際に訪れた港での出来事、そして下船後の話をしようと思います。

お楽しみに。

 

ボランティアスタッフ 花形裕司(HaNA)  編集:德永涼子(ほたる)